9月27日、都内イベント会場にて行われた、IG証券新CM発表会に斎藤工さんが登壇しました。
当日、斎藤さんは、CMの衣装である黒い洋服を身に纏って登場。 衣装について問われると、「CMの演出に合わせて、躍動感と風を感じられるように、監督とこの衣装を選びました」と、衣装の注目ポイントを語りました。
今回の新CMのクールな映像演出や、ハリウッド映画のようなスケール感については「これまで偶発的に自分が出演している作品のCMにあたると、見ることがあるんですが、今回は重厚感があって自分が出演しているかどうかは関係なく、見入ってしまってスキップできないような、映像になっていると思います」とコメント。
また、今回の撮影ではアクションも多く、「急斜面での撮影では、メイクさんなど自分をケアしてくれるチームの方も急斜面に踏ん張りながらケアをしていただきました」と撮影秘話を話しました。
自身も映画監督として活躍している斎藤さん。今回の撮影を通して、今後活かしていきたいポイントについて聞かれると、「長さに関係なく、瞬間の表現が人の心を動かすと改めて感じました」と真剣な表情で答えました。
「突き抜けろ!新常識BOXトーク」のコーナーでは、ト ークテーマが書かれた紙の入った箱を斎藤さん自らパンチで破壊し、中からテーマを取り出してトークを行う前代未聞の一幕も。 斎藤さんも最初は少し困惑した様子でしたが、 「失礼します」と控えめながらも、格闘技経験を活かした勢いのあるパンチで箱を破壊し、会場からは歓声が。 CMの「投資の常識を壊す」という今回のCMのテーマ通り、PR発表会の常識を自身の拳で打ち壊しました。
新常識BOXを壊した後は、中に入っていたテーマに沿ってトークセッションが行われました。「今後ぶっ壊 したいと思う概念は?」というテーマに対しては、「自分が認知されているという前提を壊していきたいです 」と回答。 「海外の映画祭に自分が監督した映像作品を持っていくと、作品の捉え方に自分の日本での認知は全く関係ない。それがすごくフラットだと感じました。人間は甘えてしまう生き物だ思うので、今後も常にその基準を持って創作にあたっていきたいです」と真っ直ぐな眼で答えました。
イベント後半、「辛いときの乗り越え方」について記者に質問された斎藤さんは、「辛いな、しんどいなってときは、むしろ1個こう、視点を外に外すというか」「あっ、また何かが加算されたなって思えていたというか」「今こそがむしろ、二度と戻れない何かを得ている瞬間なのかもしれないと思えるようになりました」と、自身の経験を語りました。
最後には、「個人投資は、なかなか身近なものではないと思うのですが 時代がどんどん変化している今、 一人一人が自分というカンパニーをどう進めていくか?ということがすべての人に問われていると感じていま す。今回のCMでは、今の時代のように逆境の多い環境で、自分という主人公の物語をどう演じていくか、その あり方や希望のようなものが描かれていると思うので、その部分を感じて貰えると幸いです」と締めくくりました。