2月11日に公開を迎えた、映画『嘘喰い』。この映画の最大の魅力は、横浜流星さんが演じる、どんなイカサマも悪魔的 IQ で見破る、“嘘喰い”という異名を誇る天才ギャンブラー・斑目貘の存在です。
今回、国家をも凌ぐ支配力を誇る闇ギャンブル倶楽部“賭郎”の頂点・お屋形様こと切間創一(櫻井海音) との一世一代の大勝負に貘(横浜流星)が挑む、本編オープニングシーンがノーカットで公開されました。
映画のオープニングシーン映像の前には、斑目貘役・横浜流星さんと、相棒の梶隆臣役・佐野勇斗さんの特別映像からスタート。仲が良すぎることで度々話題になってきた 2 人だからこそ出せる空気感で、本編映像への期待値を高めます!
スタッフにとっても、キャストたちにとっても、物語を作っていきやすいように、物語の順を追ってなるべく撮影していたこの映画でしたが、斑目貘とお屋形様のふたりが対峙するオープニング映像である、「航空機制圧バトル」は後半に撮影されました。 撮影場所は、芝浦の有名なヘリポート。 撮影前から綿密な美術の打合せを経て、撮影当日は朝イチから“賭郎”のセットを組んで臨みました。
この壮大なオープニングについて中田秀夫監督は、「全員がこの作品を理解した上での撮影、横浜さんも櫻井さんも、キャラクターがどういう意味合いで戦うのかを理解しています。吹き曝しのビルの屋上で、明け方までやるぞという意気込みで臨みましたが、とてもスムーズで深夜1時前に終わりました」と振り返りました。 また空撮については、「いま空撮と言えばドローン撮影が多いんですが、撮影区域に制限があり、ビル風があるため、ヘリコプターで撮影をしました。お台場からレインボーブリッジを通って目的のビルに行く。操縦士の方がとても素晴らしく、4〜5回撮影をした後、東京上空の絵も撮影し、メインタイトルバックに使いました。ドローン全盛期の時代に、ドローンが入れないエリアで、また違う味わいの空撮ができたと思います」とこだわりを語りました。