中国の「残りもの女性」が婚活マーケットを乗っ取る!日本女性の心にも届く動画です。SK-Ⅱ

2016年4月12日 「運命を、変えよう。」キャンペーンを展開するスキンケアブランドSK-Ⅱが新たに制作したプロモーション動画「婚活マーケットを乗っ取ろう」が公開されました。「私たちは『残り物』ではなくて、単に独身なだけです。」 中国の女性が結婚しなければならないというプレッシャーと戦う様子を描いています。
動画の公開から再生回数が一日で100万、5日間で300万 を突破し、各国で話題となっています。
動画は、女性は結婚しないと半人前とみなされる中国社会において、現在最も議論を呼んでいるテーマのひとつ「剩女(残りものの女性)」について、キャリアを築き自立しながらも25歳ころまでに結婚をしなければならないプレッ シャーと戦う独身女性たちとその家族の姿を追い、インタビューとともにドキュメンタリー形式で展開しています。

中国の多くの都市部には「マリッジマーケット(婚活マーケット)」 という場所が存在し、そこでは両親が自分たちの息子や娘の身長や体重、給与から性格までも記載した個人広告を掲示したり、その逆に釣り合う人を見つけようと婚活広告を一枚一枚比較している光景がよく見られます。時には、両親が婚活マーケットに自分の広告を出したことさえも女性本人が知らない場合もあるのです。
婚活マーケットは、世代間における結婚への異なる考え方を象徴するシンボルで、さらに独身女性たちにとってこれは両親や家族からの大きな重圧となっています。この動画では、インタビューを受けた多くの女性たちが、家族 を築くことで両親の期待に応えたいと思う一方、自分の進む道は自分で選びたいと思う、自身の葛藤について語って います。

動画の中で女性たちは『婚活マーケット』を逆手にとることに決めました。 「たとえ独身であっても、私は幸せで、自信に満ちあふれ、素晴らしい人生を送っています。」女性たちは上海の人民公園の婚活マーケットを乗っ取るという行動にでます。
新たに設置された美しいオブジェは、これまで掲示されていた実際の結婚広告ではなく、自分の運命は自分で決めたい、と願う何百人もの女性からのメッセージで作られたものでした。
ここで展示された女性たちの自信に満ちた幸せな姿のポートレート写真は、しばしば描かれる剩女の必死なイメージとは正反対です。彼女たちは、自分たちがどのように自身を見ているかを伝えると同時に、世界に対しても同様により一層の理解を求めているのです。

今回の動画は、自分の人生は自分で勝ち取りたいと願い努力するそんな中国の独身女性たちの協力のもと制作されたそうです。

日本の独身女性の心にも届く動画ではないでしょうか。中国ならではの婚活マーケットの存在には驚きましたが、世界各国でこの動画が再生されていることからもわかるように、独身女性の悩みは世界共通なのかもしれません。

関連記事

ページ上部へ戻る