フィールドキャスター

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https://youtu.be/WSUX3d0owVI

4月21日、『True Colors Festival 超ダイバーシティ芸術祭』を、日本全国に広げる新たな取り組み『True Colors CARAVAN』の出発式が都内で行われました。

『True Colors Festival』アンバサダーであるタレント・アーティストのryuchellさんと、同じくアンバサダーであり、600万部を超すベストセラー『五体不満足』の著者、乙武洋匡さんが司会者として登壇しました。

『True Colors Festival』とは、障害や性、世代、言語、国籍など、個性豊かなアーティストが観客と一緒になって、歌や音楽、ダンスなどを楽しむ芸術祭です。

このキャラバンは、今回開催された出発式を皮切りに、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の計6カ所を周り、個を尊重し合う世界観を表現したイベントが実施されます。

『True Colors CARAVAN』出発式のオープニングパフォーマンスは、“違いを超えて互いを受け入れる”というコンセプトのもと、『東京2020パラリンピック』閉会式へのドラム出演で注目を集めたミュージシャン、軟骨無形成症・小人症を抱える、後藤仁美さんが迎えられ、『True Colors CARAVAN』パフォーマンスチームとのセッションが披露されました。

パフォーマンスを披露した後藤仁美さんは、「みんなそれぞれの色があるんで、みんながいろんな色でその場を作ってるってことは、とても楽しいなって思って」とコメント。

ryuchellさんは、「いろんな人との出会い、いろんな色との出会いがあって、だけどやっぱり、自分の色はこの色だから、『えっ、その色〜？』とかっていう風に受け入れられない方もいたりとか」「だけどそこを、自分の中で扉を開けてその色を知ってみたら、絶対に『わっ！この色ってこんな素敵なんだ〜』とか、違う角度で見れてより好きになったりとか、そういう出会いって絶対あると思うんですよね」と、人の多様性について、独自の表現で話しました。

また出発式の最後には、観客全員と一緒にダンスタイム！ダウン症候群と生きるヒューマンビートボクサー・HARUKIさんのヒューマンビートボックスと、後藤仁美さんのドラム演奏に合わせて会場がひとつになる様子は圧巻でした。

ryuchellさんは、「この世の中、生きてると人に期待したりとか、人に知らず知らずに強要してしまったりすることってあるけど、絶対に自分を信じて自分を愛して自分を守ってあげる。それだけは常に忘れないでほしいな」とメッセージを残し、「大好きで〜す！」と笑顔で会場を後にしました。