映画『鯨の骨』の初日舞台挨拶が行われ、W主演の落合モトキさん、あのさん、監督の大江崇允さんが登壇しました。
落合さんが演じたのは、ARアプリ『ミミ』にのめり込んでいく間宮。
役柄については「このキャラは結婚相手に逃げられてしまったことから、ARアプリにのめり込んでしまった。被害者ヅラが上手くて、誰かにかまってほしいなという雰囲気を出している。一人でいたいように見えているけど、誰かの支えがあって生きていけるような人」と説明しました。
あのさんが演じたのは、ARアプリ『ミミ』のカリスマ少女・明日香。
撮影を振り返り「僕もこの仕事をやって、本当の自分をどこまで出していいかわからないと苦悩した時期もあった。もしかして明日香も同じ気持ちなのかもと感じた。だからすごく(役が)スッと入ってきたというか、自分と遠いとは思えない存在で、結構共感する部分があった。自分がやることで、難しい部分も説明しなくてもいいと思うくらいフィットしているなと感じた」と語りました。
また「現場で印象に残ったエピソードは?」という質問に、あのさんは「撮影があるのでってことで、深夜2時に監督に呼び出され、現場に行きました。落合さんの目先に僕がいるというシーンを撮ったが、使われなかった‥ 本当に怖い話です」とポツリ。
大江監督は「2時に来て、4時半までいてもらってワンシーン撮ったけど、編集で全カットした」と認めると、2時に来てもらった理由を「皆んなが(あのさんに)会いたがったから。嘘です」とジュークを交えてコメント。 あのさんは「最悪です!」と苦笑い。 ちょっぴり上から目線な対応をみせました(笑)。
映画『鯨の骨』は10月13日より渋谷シネクイント、シネマート新宿ほか全国ロードショー!