世界初!有機野菜を自宅で作れる土。「収穫がちゃんとできて、その喜びを体感できて、それが最終的に自分で味わえる」

世界初!有機野菜を自宅で作れる土。「収穫がちゃんとできて、その喜びを体感できて、それが最終的に自分で味わえる」

2月13日、完全有機土『THEO(ジオ)』の発売前発表会が行われました。

THEOを開発した、立命館大学生命科学部・久保幹教授によると、日本は化学肥料使用量が世界で一位であり、耕地単位面積当たりの農薬使用量はヨーロッパ、アメリカよりも非常に多いことが分かっています。

また、化学肥料を使用した農作物を食べ続けた場合、硝酸態窒素が過剰に摂取され、癌やうつ病、アトピーを引き起こす可能性があるということです。

THEOを考案した株式会社クレイの代表取締役・小西英夫社長は、化学肥料ではなく、有機肥料を使用した農作物は安全面で優れているだけではなく、味にも違いがあると言います。 「有機野菜を食べていただくと非常に分かるんですけれども、とても味が濃くて、野菜本来の味がします」「化学肥料は、科学の力によって大きくする、育てる。というようなやり方です」「有機である方が本来の味を味わえる」

小西社長は家庭でも有機野菜を作るべく、ベランダ菜園を試みましたが、その難しさに挫折をしてしまいました。 「収穫がちゃんとできて、その喜びを体感できて、それが最終的に自分で味わえるような、そういう商品があれば、私はきっとその当時、有機栽培を始めていたのではないかなと思います」

そこで考案したのが、誰でも簡単に家庭で有機栽培ができる、有機肥料『THEO』。

有機農家の優れた土を分析し、完全再現しており、何億個もの微生物が植物の成長に必要な物質循環をおこし、健康で栄養価の高い有機野菜を元気に育ててくれます。

小西社長は、「立命館大学の方で学生がSOFIX(持続可能な農業の土づくりのために開発された技術)の土壌で土いじりをしているとですね、アトピーの強い子なんかが、手からアトピーが段々引いてきたりしたり」「ただこれに関してはエビデンスがあるわけではないので正式には発表はしづらいんですけども、ゆくゆくそういったことも証明されてくれば、さらにこの土の良さが伝わるのではないかなと思います」と、微生物の働きに期待を込めてコメントしました。

関連記事

ページ上部へ戻る