2月2日、映画『ロストケア』の完成披露舞台挨拶が行われ、キャストの松山ケンイチさん、長澤まさみさん、鈴鹿央士さん、戸田菜穂さん、加藤菜津さん。監督の前田哲さん。原作者の葉真中顕さんが登壇しました。
松山さんと長澤さん、2大実力派俳優が初共演したこの作品。
連続殺人犯と検事。2人の正義をかけた対決と衝撃の結末が見どころの社会派エンターテイメントです。
登壇前の上映中、完成品を「お客さんの反応を知りたくて、一緒に観ていた」という松山さん。「だいたい面白くなかったら、頭とかこう動く(横にふる)んですよね。ずっと僕は皆さんを監視していたが、あまり動いてなかった。柄本さんのギリギリの演技の時、鼻をすする音が聞こえた。自分が感動する部分と(お客さんも)結局は一緒だった。皆さんと同じ空気感で僕も感動できた」と喜びました。
鈴鹿さんは登壇すると、まず「本日は本当にありがとうございます‥」と挨拶。
すると松山さんが「声小さくない!?」とツッコミ。
鈴鹿さんは、マイクのスイッチが入ってないのかと勘違いしたのか「あ‥、あ‥」とテスト。「短い時間ですが、よろしく願い致します」と終始緊張した面持ちで話すと、松山さんと目を合わせ苦笑いしました。
検察事務次官役として、松山さんと長澤さんの演技を側で見ていたという鈴鹿さん。
「(芝居で)パソコン打たなきゃいけないのに、それを忘れてしまうくらい見入ってしまい圧倒された。『自分も毎日頑張れよ』とずっと思いながら見ていた」と現場でのエピソードを明かしました。
松山さんが「あと他になんかある!?もうない?」とあおると、鈴鹿さんは「ん〜‥」と困り顔。前田監督が「見つめすぎ」とツッコミと「ごめん!」と謝り、会場には笑いが響きました。
映画『ロストケア』は、3月24日(金)より全国ロードショー!
配給:日活 東京テアトル ©2023『ロストケア』製作委員会