8月6日、都内にて映画『コンビニエンス・ストーリー』の舞台挨拶が行われました。
本作はスランプ中の脚本家が霧の中に佇むコンビニに立ち寄り、そこで働く妖艶な人妻と、オーナーの夫と出会い、奇妙な三角関係に陥る…。っというカオスな”不倫”物語です。
この日、登壇したのは脚本家役の成田凌さん、人妻役の前田敦子さん、監督の三木聡さん。
成田さんは、憧れの三木作品に参加できたことに対し「幸せだった。それは過酷な日々でもあったけど‥ 現場の皆さんが三木さんに敬意を持ってついていくという感じだった。それは映画を作る人間としては幸せな現場だった」と喜びました。
前田さんは、独特な現場での様子を「どこだろうみたいな所でずっと撮影が行われていた。内容も内容だったし‥ 監督の演出は三木監督でしかないとやってみて思った。夢見心地だった」と振り返りました。
三木さんには、“２人の演技をどう評価したか？”という質問が。
成田さんに対しては「虚無僧のように日常からズレている感じをつかんでいて演じてくれているからすごい面白かった。『静』の天才」と称賛。
成田さんは「『静』の天才と言われてドキッっとした。何を言い出すんだと思った。安心した」と苦笑い。『静』を『性』と勘違いしたようで、司会者も「記者の皆さん、漢字の変換を間違えないように！」と突っ込みました。
前田さんに対しては「天然な感じがある。何言っているんだろうこの人と思うことがある。俺の脚本がよくわからないってのもあるけど」とし、その上で「芝居に関しては本質な面にたどり着くスピードはすごく早い。この映画に関してはポテンシャルが高い。世界的レベルの才能ではと‥ 世界のマエアツ。数える時に面白い顔する人の方（世界のナベアツ）じゃないですよ」とギャグを交えながら評価。
続けて「その天才ぶりはどこから得たんですか？(AKB 48の)センターにいる時から？」と聞くと前田さんは、「秋元康さんが見つけてくれた時じゃないですか？あの人はすごい」と笑顔。
三木さんは「その意味ではあのおっさんすごいね。あのおっさんって言ったら悪いけど」と称賛しました。
また、“スランプ時の対処法は？”との質問が。
成田さんは「別なことをする。寝るかバラエティ番組を見る。風呂入るとか」。
前田さんは「一人で抱え込まず、誰かに話す。何でも喋れる人が何人かいると救われるのでは」とそれぞれ明かしました。
映画『コンビニエンス・ストーリー』はテアトル新宿ほか全国公開中！
©️2022『コンビニエンス・ストーリー』製作委員会
