6月2日、映画『Arc アーク』完成報告会に、芳根京子さん、寺島しのぶさん、岡田将生さん、清水くるみさん、風吹ジュンさん、小林薫さん、石川慶監督が登壇しました。映画は6月25日に公開されます。
人類史上初めて永遠の命を得た女性の人生を描く、驚嘆と不思議に彩られた壮大なるエンターテインメントであるこの映画は、中国系アメリカ人作家ケン・リュウさんの同名短編小説をもとにつくられています。
原作の息をのむほど斬新な不老不死のシチュエーションと、行間に流れる死生観を引き継ぎながら、石川慶監督が映像作品へと鮮やかに転生させました。
色とりどりの糸が交差しているような背景のイベント会場は、芳根さん演じる主人公リナが、糸を使って遺体を動かすダンスシーンをイメージしてつくられたもの。これを見て芳根さんは、「一気に記憶が甦りますね。いっぱい(糸を)引っ張ったなあって(笑)」と、達成感のある表情でした。
また、登壇者は映画のテーマに沿って、“永遠の命を手に入れたら、100年後したいこと”を発表。「自分の島をつくりたい」と回答した岡田さんに対し芳根さんは、「どうぶつの森かと思いました」とコメント。岡田さんが「やめてやめて」と言い返すなど、仲睦まじい様子でした。