冨手麻妙 元AKB研究生が金と欲望にまみれた裏社会の地下アイドルを演じる! 映画『闇金ドッグス』初日舞台挨拶

2015年8月1日 東京 ・新宿武蔵野館 金と欲望にまみれた裏社会を描いた映画『闇金ドッグス』の初日舞台挨拶が行われ、元AKB48研究生の冨手麻妙さん、山田裕貴さん、高岡奏輔さん、津田寛治さん、青木玄徳さんら主要キャストが登場しました。

【ヒロイン役を演じる冨手麻妙さん】
2009年にAKB48の第8期研究生のオーディションに合格して芸能界デビューを果たすも、同年12月に卒業。翌年に再デビューして以降、グラビアを中心に活動しながら2011年ごろから小劇場の舞台で演技を磨き、2013年にはNHK大河ドラマ「八重の桜」、2014年には連続テレビ小説「花子とアン」、そして今年はNHK大河ドラマ「花燃ゆ」にも出演。女優としてのキャリアを着実に重ねており、園子温監督に憧れて女優業に励んでいたという冨手さんは、2015年に『新宿スワン』で念願の園監督作デビューを果たすと、その後も『リアル鬼ごっこ』『みんな!エスパーだよ!』の出演も控えるなど、今年だけで3本の園子温監督作品に抜擢されています。

【映画『闇金ドッグス』とは?】
山田さん演じる、若くして組長まで昇り詰めた安藤忠臣がヤクザから足を洗う事になり、代紋を外したとたんに、金の都合をさせていた高岡奏輔さん演じる闇金業者の小中高志から追い込みをかけられるというストーリー。

Q.今回、地下アイドル「ケロリズム」の役ということで、本当にリアルなアイドルに見えましたけど、ワケがあるんですか?

「もともと私も地下アイドルだったり、歌って踊れるアイドルをやっていたことがありまして、今回、借金を抱えてどん底まで堕ちてしまうアイドルの役っていうことで、台本を読んだ瞬間に『これだー!』って思いました。別に、私が借金を抱えたことはないですけれども、アイドルっていう世界を生々しく描いている作品って、今まで見たことが無かったし、これは、絶対やりたいっていう思いで撮影にも挑ませて頂きました。監督からは、『えりなは、とにかくアイドルを続ける事が一番の目的で、ただひたすらアイドルを続けたいっていう思いでやってくれ』っていう風にアドバイスを頂いて。本編を見て頂いたら分かると思うんですけど、えりなはどちらかというと男オタクが多いような、女受けの悪いアイドルだと思うんですよ。なので、女性ファンもほとんどいないだろうし、ブリッコだし。女性としても何か共感できる部分があると思います。そして、見た後に、えりなそんな嫌いじゃないなって思って頂けるような、どこか心が一本通ったえりなを演じていければいいなと思います。」

元々、地下アイドルだったり、AKB48研究生であった冨手さんが演じるリアルな地下アイドルの演技、そして、アイドルの世界を生々しく描いた部分が本作の見所。元アイドルから、女優としてのキャリアを重ねている冨手麻妙さん。今後どのような活躍をしていくのか注目したい女優の一人です!

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