音楽+モノクロの世界+アニメーション!『LETO -レト-』

第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されカンヌ・サウンドトラック賞最優秀作曲家賞を受賞し、その他各国の映画祭で数々の受賞&ノミネートを果たした『LETO -レト-』が、7月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開となります。

このたび解禁となった本編映像は、イギ―・ポップの名曲「パッセンジャー」をバスの乗客たちが歌うシーンで、その映像と音楽に合わせて、遊び心満載のポップなアニメーションが施されている。

ロケットやヘルメット、惑星や人工衛星などが散りばめられた、宇宙をイメージしたようなその空間は、規制にがんじがらめになった80年代当時のソ連の息苦しさを象徴しているかのようだ。

そんなバスから降り損ねたヴィクトルは、天井から抜け出して自由を求めるように、宇宙服を脱ぎ捨てて手探りで進んでいく。

シーンに合わせて歌い手が入れ替わる様子はまるでミュージカ ルだが、ポップなアニメーションが施された映像演出はまるでミュージックビデオのようだ。

モノクロの実物世界にアニメーションが施された映像は、斬新かつユニークで、でもどこか懐かしさもあ る、そんな不思議な感覚をもたらしてくれる映像となっている。

配給:キノフィルムズ/木下グループ

© HYPE FILM, 2018

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