ディカプリオ、ブラットピット出演!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

『レザボア・ドッグス』(92)で鮮烈なデビューを果たして以降、常に意欲的な作品を発表し続け、10作品を監督した後に引退すると宣言しているクエンティン・タランティーノの9作目の長編監督作となる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の、最新予告編が公開されました。

現在開催中の第72回カンヌ映画祭のコンペティション部門に正式出品され現地時間21日ワールドプレミアとして本編がついに世界初お披露目され、同時に解禁された最新予告は、全編タランティーノがこだわりぬいて再現した1969年当時の音楽と色彩、そしてハリウッドの街並みを背景に、秘密のヴェールに包まれていたストーリーが垣間見れるものとなっている。

今回解禁された予告には、ハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしている落ち目の俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブース(ブラッド・ピット)が、アル・パチーノ扮するいかにも映画界の大物風のシュワルツにバーで会うところからスタートする。

また、リックが映画界での生き残りを賭けて苦戦しているさまが描かれ、その傍らスタントマンとしてリックと軽口をたたきながらも彼を励ますクリフとの友情も垣間見られる。
また、スタントマンという役柄だけに50代とは思えないブラッド・ピットの肉体美とブルース・リーのアクション・シーン、当時の実在の映画のポスターやパロディなど、映画ファンにはたまらないシーンも盛たくさん。
そして、シャロン・テートを演じるマーゴット・ロビーは「私はシャロン・テート」と名乗り、この直後に悲劇に見舞われることなど予想だにしていない溌溂とした姿をスクリーンに見せている。

最後には「この街では─何もかもが一瞬で変わってしまう」という意味深なリックのセリフは、一夜にしてスターを生む出す一方、残酷なまでの惨劇も生まれ得るというハリウッドの光と影を暗示しているかのようだ。

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は8月30日(金) 全国ロードショー。
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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