9月28日、都内で開催された医療機器メーカー「GEヘルスケア・ジャパン」のパネルディスカッション「自宅はやがて、診察室になるのか?」に、タレントの関根勤さんと榊原郁恵さんが登場。在宅医療の進歩と将来についてのディスカッションが展開され、関根さんもご自身とご家族の医療経験について赤裸々に語られました。
関根さんは同社が開発したポケットサイズの超音波装置(エコー)の性能に驚き、「僕の父親も65歳の時に一回心臓が止まっているんですけど、これがあれば(未然に防げた)。もうちょっと早く開発してほしかったです」と語りました。さらに、関根さんご自身も「冠動脈狭窄」の診断を受け、その治療のために定期的な経過観察が必要だそう。「自宅で病院と同等の検査ができれば非常に楽になりますよね」と在宅医療に高い期待を示しました。
食生活についても「努力しないと健康は保てない」とし、「今ではトンカツもキャベツから食べております。」と笑いを交えながら具体的な食事内容についても触れました。さらに、「去年ぎっくり腰に3回もなりました!」と、その際の顛末を笑いを交えながら語る場面も。
イベントは時間を超過し、司会から「そろそろ」と制止が入る一幕が。その瞬間も会場からは笑いが起こり、榊原さんもディスカッション中の真面目な関根さんとのギャップに笑いが堪えられないご様子でした。医療の進歩とそれに伴う在宅医療の可能性が、多くの方々にとってより身近なものとなるであろうこのイベント。関根さんの人柄とユーモアが加わり、より一層温かな雰囲気で幕を閉じました。