【独占インタビュー】安達祐実「まだ何でもやります!悪い奴でも(笑)」

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米国アカデミー賞公認の映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2023』のオープニングセレモニーが行われました。

この映画祭は、世界中から集まった5215本の作品の中から厳選された、約270作品を上映。
都内5ヶ所の会場の他、オンラインでも楽しめます。

会場には、ゲストとして安達祐実さんが登壇。
上映作品の一つ『I SCREAM FEVER』に出演し、南琴奈さん演じる思春期の娘の母親を演じています。

そんな安達さんに、フィールドキャスターは独占インタビューに成功!
出演作の1番見どころについて問うと「すごく傷ついた時、その傷というのは中々癒えないけれども、そこから人生を再生していくとか、一歩踏み出していくとか‥ 進んで行く力みたいなものは静かに流れている。人は孤独を感じても、やはり人との繋がりを感じながら生きているのだと、そんなことを考えさせられる、とても温かい作品です。それを観てる方にも感じていただきたいと思います」とアピールしました。

撮影時の思い出は「松本まりかさんと姉妹役をやらせていただいた。(他作品で)まりかさんとの共演回数が多く、再会を喜び合いながら、本当に姉妹みたいな感じで撮影させてもらいました。ただ、めちゃくちゃ寒かったので震えながら撮影しました」と笑顔で振り返りました。

長編映画には、数多く出演している安達さん。
今回は短編映画への出演だったが、長編映画と比べ難しかった点を尋ねると「短編だからなのかどうかは分からないんですけど‥ 千原徹也監督の作品って、割とこちらも仕上がってみないと分からないみたいなところもあるので、撮影中にも未知な部分がありました。だから『(登場人物には)きっと過去にこういうことがあったんだろうな』と想像しながら撮影することが多かった。(台本に)描かれていない部分でも、心を満タンにして挑むということは、必要なのかなと思いました」と胸を張りました。

また、短編作品の良さについては「長編映画は長い時間観せるということが、とても大事になってくるので、色んなうねりというか、盛り上がりを入れたり、静かなところを入れてたりとかが必要だと思います。だけど、短編は凝縮されている。濃厚だし、伝えたいことをダイレクトに伝えるということもできる。あと観終わった先に、またどんな展開があるんだろうとか、より想像をさせてくれることもあって、すごく面白い。色んな表現の仕方あるなっていう風に感じています」と語りました。

今年9月で芸歴40周年を迎える安達さん。
これまでたくさんの役を演じてきたが出演、もし今後も短編映画に出演するとしたらどんな役をやってみたいか尋ねると「私いつも、どんな役をやりたいかってあんまり明確に持っていなくて(笑)。『何でもやりたい!何でも良い!』って感じなので、役がもらえるなら何でもやります」とアピール。

ただ「心底悪い、本当に救いようがない悪い奴の役って、多分やったことがないので、それは人生で一度ぐらいはやりたいなと思います」と笑みを浮かべました。

短編映画『I SCREAM FEVER』は、同映画祭のオンライン会場にて、7月10日(月)まで配信中!
同作の長編映画版『アイスクリームフィーバー』は、7月14日(金)から劇場公開!

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