映画『怪物』が公開初日を迎え、舞台挨拶が行われました。
この作品は、カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞を受賞。
登場人物それぞれの視線を通した『怪物』探しの果てに、彼らは何を見るのか？
その結末に心揺さぶられる、ヒューマンドラマです。
イベントにはキャストの安藤サクラさん、永山瑛太さん、黒川想矢さん、柊木陽太さん、角田晃広さん、中村獅童さん。脚本の坂元裕二さん、監督の是枝裕和さんが登壇。
安藤さんは、カンヌでの授賞式に参加したことを振り返り「『あっ‥、本当にこの場所にいられるんだ』と素晴らしい瞬間を感じた。物凄いことだなんだと実感。すごく素晴らしい経験ができ、大興奮だった」と喜びました。
お笑いトリオ・東京03としても活躍する角田さんは、初の是枝組への参加。
撮影現場の様子について「必要以上に無駄な緊張感を持って現場に行ったけど、空気は凄く穏やかだった。是枝監督の口調もご丁寧で優しい。それが逆に怖いというのもあったけど（笑）」と満足そうに振り帰りました。
すると、安藤さんは「ちょっと一言よろしいですか？本番中に（角田さんは）めっちゃ笑かしに来た」と暴露。中村さんからも「ふざけているんですか！？真面目にやって下さい」と叱れる始末。会場は笑いに包まれました。
一方、是枝監督からは、角田さんの演技について「お笑い芸人ですごく演技が上手い人もいるが、角田さんはその一人。セリフの間合いの取り方が素晴らしく、画面の中でのポジション取りが上手。凄く的確なところにいるし、タイミングよくフレームに入ってくるのは天性のもの」と高評価。角田さんは「ありがとうございます！感謝します」と深々と頭を下げました。
映画『怪物』は現在公開中！
★舞台挨拶の様子はノーカットVerもあります↓
＜永山瑛太 カンヌの恥ずかしい思い出‥ 「捕らわれた宇宙人みたいだった」＞ https://www.youtube.com/watch?v=fLazYbNA-jQ
