4月8日、都内で行われた、映画『とんび』初日舞台挨拶に、阿部寬さん、北村匠海さん、杏さん、安田顕さん、大島優子さん、瀬久敬久監督が登壇しました。
幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く、重松清による不朽の名作小説、『とんび』。いまこの時代にこそ届けたいと、映画化が実現！
映画の見どころについて、父・ヤス役を演じた阿部さんは、「アキラ（北村匠海）が嫁さんを連れてきて、最後に親に認めてもらうっていうシーンがあって。そこのシーンで、安田くんが思いの外、僕を殴ったんですね」「テストの時に、目が覚める思いがして。こいつこのシーン本気なんだって」と笑い、ヤスの幼馴染を演じた安田さんは、「10回も叩いてしまってすみません…」と深くお辞儀をしました。
また、新年度ということで、“この春新しく始めたこと、始めたいこと”について質問があると、北村さんは、「始めたいことばっかりですね」「父にずっとゴルフを誘われていて、ゴルフをやりたいなと。あと子どもの時から家族で釣りに行くことが多かったんですけど、釣りも本格的にやりたいなと。あと、サーファーの友だちがいるんでサーフィンもやりたいなと。あとDIYもやりたいし…」と、話が止まらない様子。
杏さんが「だいたい海だね」とコメントすると、北村さんは、「自分の名前も、父が海が好きで、海っていう文字が入っているんですけど。そういう自然関係のアクティブなことは今年やり尽くしてやろうかなと」「もしかしたら真っ黒になってる可能性あるんですけど。それは、あっ…あいつやったなと思ってもらえれば」と言い、会場の笑いを誘っていました。
最後に阿部さんは、「いま世界もそうですけど、正しいことなんか押し付けるのは間違ってると思います。とにかく優しさを持って、一生懸命愛情を持って、人に接する。それがやっぱり大事なことなんじゃないかなと思います」と言い、舞台挨拶を締めました。
