“超イケボ”要潤 UNIQLOのドキュメンタリーを絶賛 「自分も服をリサイクルしたい」 @ショートショートフィルムフェスタ
今月16日、米国アカデミー賞公認の映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』の一環で、企業や広告会社がブランディングを目的に製作した、ショートフィルムの祭典「BRANDED SHORTS 2021」が行われました。
受賞作品の一つ、UNIQLO『服の旅先』(山中有監督)は、日本で暮らす少女が服をリサイクルし、アフリカの難民の少女の元までどのように届くのか、舞台裏を描いている。
審査した要さんは、持ち前の“超イケボ”で「俳優目線として、スクリーンに出てる俳優の皆さんのお芝居の素晴らしさの方に重点を置いて見てみようと思った。なのでドキュメンタリーというのは、お芝居とはちょっと違うので‥ あまり評価に入れたくないなと思っていましたけど、どうしても見終わった後、映画が頭から離れなくて、ちょっと忘れられない部分があって‥(出演者の)自然な表情やインタビューの言葉とかセリフっぽくないし、どうやって撮ったんだろうと、そういう部分の興味がどんどん湧いてきた」と高評価の理由を説明しました。
また「ドキュメンタリーは平坦になったり、ただ単につなぎ合わせたりしてストーリ性がちょっとなくなったりする部分があるけど… そういうところも完璧にクリアしていた。果たして女の子たちの豊かな表情や、セリフはどうやって引き出したのかなと思える部分が、評価のポイントとしては高くなった。見終わった後に自分がユニクロに行って、服をリサイクルしようかなと、行動を一歩踏み出したくなる。それくらい心にくるものがあった」とし「多分カメラを向けられたことがない国の子たちが、リラックスした状態で撮影されているのは、裏にいるスタッフさんたちの努力。『リラックするされてあげよう』というテクニカルが素晴らしい」と絶賛しました。
審査員としては他に、映画監督の山戸結希さんも参加。
国際映画祭を意識してか、着物で登壇しました。