映画「殺さない彼と死なない彼女」の公開初日舞台挨拶に間宮祥太朗さん、桜井日奈子さんらキャストと監督が登場しました。
登場の場面で間宮さんは松葉杖をつきながら登場。
「どうしたの?」という心配した雰囲気の中、間宮さんは「足を折ってしまいまして、殺さない彼と死なない彼女と折れてる僕なんですけど…(笑)」と笑いを誘った。
映画の原作は、SNSに投稿した4コマ漫画で話題となったSNS漫画家・世紀末の処女作『殺さない彼と死なない彼女』。
何にも興味が持てず退屈な高校生活を送っていた少年・小坂(間宮祥太朗)はリストカット常習者で死にたがりの少女・鹿野(桜井日奈子)に出会う。
それまで周囲から孤立していた二人は「ハチの埋葬」をきっかけに同じ時間を共に過ごすようになる。
不器用なやりとりを繰り返しながらも、自分を受け入れ、そばに寄り添ってくれるあたたかな存在。
そんな相手との出会いは、互いの心の傷を癒し、二人は前を向いて歩みだしていくのだが…。
舞台挨拶では観客からの質問コーナーが設けられ「好きなシーンはどこか?」という質問に桜井さんは「私は花火のシーンが好きです。鹿野が小学生の頃から持っていた花火を小坂とやろうといって、結局湿気ってて付かないんだけど、来年はやろうぜって言ってくれる小坂。そして自然に手を繋いでくれる感じとか…キュンとしますよね!」と好きなシーンを熱く語った。
最後に間宮さんは「人間関係で2人という数が一番少ない数で、自分と相手「しか」いないという「しか」ではないという映画なんですよ。二人ということがいかに特別でかけがえのない出会い、存在なのかを示している映画だと思うので、皆さんにとって大事な映画になったらそれが全てだと思っています」と語りました。
映画「殺さない彼と死なない彼女」は全国ロードショー中。
©️2019映画「殺さない彼と死なない彼女」製作委員会
配給:KADOKAWA/ポニーキャニオン