現代版“魔女の宅急便”? 銭湯に【松本穂香】が居候! 映画「わたしは光をにぎっている」開店準備シーン
新鋭・中川龍太郎監督の最新作『わたしは光をにぎっている』が11月15日(金)より全国公開。
この度、松本穂香演じる主人公・澪の成長が垣間見える、銭湯での映像が新たに解禁。
銭湯での開店前の準備をテキパキとこなしていく様子や、浴槽に張ったお湯を手ですくう印象的な場面が切り取られており、お湯をすくう場面では、中川監督から松本に「お湯を慈しむように」と“独特な演出”もあったとのこと。
中川監督のこだわりが詰まった本作を象徴する重要なシーンで、終始子どものようだった澪が、お湯に触る瞬間だけ見せる、これまでと違った表情に注目です。
<ストーリー>
宮川澪、20歳。ふるさとを出て、働き出した。
友達ができた。好きな人ができた。その街も消える、もう間もなく。
なんとなく東京へ出てきたが、仕事も人付き合いもうまくいかない澪。
ある時から古い銭湯を手伝い始め、昔ながらの商店街の人たちとも交流するようになり、少しずつ都会の暮らしにも喜びを見出していく。
だが、やっと見つけた居場所が、もうすぐなくなってしまうと知った澪は、「しゃんと終わらせる」決意をする──。
「閉店します」の貼り紙、一夜で壊される建物、路地から消える子どもたちの声──今、日本は発展や再開発の名のもとに、大きく変わろうとしている。
“失われてゆくもの”を、感謝を込めて丁寧に送り出すことで、前へ進もうとする澪は、現代に生きる私たちに大切なものが終わる時にどう向き合うかを、まっすぐな瞳で伝えてくれる。
配給:ファントム・フィルム
©2019 WIT STUDIO / Tokyo New Cinema
カネコアヤノさんの主題歌もいい味出してますね♪