フィールドキャスター

2月3日、映画『ロストケア』の舞台挨拶が行われ、キャストの松山ケンイチさん、長澤まさみさん、鈴鹿央士さん、戸田菜穂さん、加藤菜津さん。監督の前田哲さん。原作者の葉真中顕さんが登壇しました。

松山さんと長澤さん、2大実力派俳優が初共演したこの作品。
連続殺人犯と検事。2人の正義をかけた対決と衝撃の結末が見どころの社会派エンターテイメントです。

完成品を拝見し、長澤さんは「職業的に自分で反省会をしてしまうので、冷静には観れていない。だけど、逆に自分が出ていないシーンは初めて見たので、そこで身につまされる思いをした。この映画は観るべきだと思う」。

加藤さんは「脚本を読むまで、自分が親を殺すなんてあり得ないことだと思った。だけど撮影中は日々『介護ってなんだろう？』と考えていた。完成品を観たら、自分が親を絶対に殺さないという自信がちょっとなくなった。もしかしたら自分が犯人になってしまったらと思ってしまうくらい、介護の壮絶さを感じた」と感慨深いコメントをしました。

観た人には、どう受け取って欲しいのか？
長澤さんは「家族と今後について『自分はどう老後を過ごしたい』とか、将来の夢を語るように生涯のことも話し合うことが重要だと思ってほしい。『この先はこんな風にしたいよね？』とディスカッションをする。そういったことをこの映画から感じ取って欲しい」と話しました。

このコメントを受け、松山さんは「僕も”まーちゃん”と本当一緒！」と笑顔。
長澤さんも「”ケンちゃん”もそう思ってた？」と返答。
まるで夫婦漫才コンビのように、互いを呼び合いました。

初共演ながら、仲の良さそうなの2人。
でも、前田監督いわく「２人は現場では全然話してなかった。役作りで距離を置いていた」とのこと。

松山さんは「その情報いらなくない？ まーちゃん、ケンちゃんで良いじゃない！？」とツッコミ。笑いを誘いました。

鈴鹿さんにも「おーちゃん？」と呼ぶと、「あっ‥ はい、おーちゃんです」と困り顔で返し、さらに会場には笑いが響きました。

映画『ロストケア』は3月24日(金)より全国ロードショー！
配給：日活 東京テアトル　 ©2023『ロストケア』製作委員会

★舞台挨拶の様子は他にもあります↓
＜松山ケンイチのイジリに鈴鹿央士がタジタジ＞
https://www.youtube.com/watch?v=ZNldiHXW9Nk