<フル>多部未華子「もっと色々したかった」 松坂桃李との共演に赤面 @映画『流浪の月』完成披露試写会

YouTube video player

4月13日、都内で映画『流浪の月』の完成披露試写会が行われました。
本作は2020年、本屋大賞を受賞した 凪良ゆうさんの同名小説が原作。

主人公は、家に帰れない事情を抱えた少女・更紗と、彼女を受け入れた大学生の文。
共同生活をはじめると、共に気持ちが温かく、はじめて息のつける奇跡のような日々を送っていた。 

しかし、ある日。更紗は世間を騒がせた女児誘拐事件の「被害者」、文はその「誘拐犯」となり離ればなれに…
それから15年後、2人は偶然にも再会を果たす。
以後、互いの運命が大きく動きだす‥という、絆が紡ぐ、切ない愛のストーリー。

会場に登壇したのは、更紗役の広瀬すずさん、文役の松坂桃李さん、更紗の恋人・亮役の横浜流星さん、文に寄り添う看護師役の多部未華子さん、監督の李相日さん。

役作りのために色々と準備をしたという広瀬さんは「流星くん演じる、亮くんとの関係性を作るところから沢山時間を設けてもらった。涼くんに時間を捧げるような毎日だった。」と振り返りました。

一方の横浜さんは、本作出演において「チャレンジしかなかった。」とコメント。
「より自分の中で大きな壁が立ちはだかった感じがした。自分の中に亮の要素が何1つないと思っていたので‥ だからこそ見つけようともがいた。一番は甘えの部分。数年間、ずっと空手をやってきて、弱みを見せるな、涙を見せるな、男はこうあるべきだと叩き込まれてきた。だから『甘えってなんだろう?』ってところから始まった。」とのこと。

だからこそ、監督からは「2人(広瀬さんと横浜さん)に距離感がすごく感じるから『まずは(広瀬さんに)ひざ枕してもらえ!』と言われてやってみた。『これだと重いかな〜』なんて感じながら。でも、2人で同じ時間を過ごし距離感も近づけたし、甘えるってこういうことなんだと思えた。」と裏の努力を告白しました。

李監督は「気持ち良かったでしょ?」とツッコミ。
横浜さんは「はい、少し(笑)。甘えるのはこういうことなんだと、亮を通して感じることができたので一つの収穫です。」と声を弾ませました。

広瀬さんは「『ひざ枕してみれば』と言われたから、リハ室で2人で30分くらいしていただいてやってみたけど、その時は横浜さんと会って1〜2回目だったし、お互い極度の人見知りなので‥。全体重乗せるのかなと思ったら、1〜2キロぐらいしか乗せてくれなくて‥ あとずっと敬語話してカオスでした。」とニッコリ。 会場は笑いに包まれました。

以降は「敬語もやめた。」そうで「肉体的にちょっと接触するだけで、距離感は変わるんだと感じた。」と広瀬さんは、ひざ枕の効果を感じていました。

多部さんは今回、久しぶりの映画出演。
「『久しぶりに芝居をするので緊張します』と監督に言ったら、『僕も6年ぶりなので一緒』と言われて。そっかぁ〜っと同じような気持ちにしようとして下さった、初日の一言がうれしかった」と、李監督に感謝していました。

松坂さんに寄り添う看護師役の多部さんだが、役作りのためどんな工夫をしたのか?問われると「現場で『手をつないでいよう』とか『抱きついておこう』くらいだった。もうちょっと色々したかった(笑)『したかった』って!」と赤面で回答。

松坂さんは「『もうちょっと色々したかった』って‥。ものすごい意味」とツッコミ、会場には再び笑いが響きました。

映画『流浪の月』は、5月13日(金)より全国ロードショー
©️2022「流浪の月」製作委員会 配給:ギャガ

★映画予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=uDOZf

関連記事

ページ上部へ戻る