【リバーズ・エッジ】小沢健二からの手紙に二階堂ふみが感激・ベルリン国際映画祭の感想も

映画『リバーズ・エッジ』の舞台挨拶が都内にて行われました。

舞台挨拶に(左から)行定 勲監督、SUMIREさん、森川 葵さん、二階堂ふみさん、吉沢 亮さん、 上杉柊平さん、 土居志央梨さんが登場しました。

シンガーソングライター・小沢健二さんが書き下ろした「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」が主題歌となっており、二階堂ふみさんが高校生の頃から実写化したかったという思い入れのある本作。

1980年~90年を代表する漫画家・岡崎京子さんの漫画「リバーズ・エッジ」が原作となっており、岡崎さんは過去に「Pink」「東京ガールズブラボー」「ヘルタースケルター」などを発表し、「リバーズ・エッジ」を発表した翌年、自宅近くで交通事故に遭い、重体となり作家活動を休止しています。

舞台挨拶ではベルリン国際映画祭のレッドカーペットを歩いた感想を行定 勲監督が語っており、「ティーンを描いたものはエッジが丸い、わかりやすいものが多い中で、本作のような尖った作品を選んでくれたベルリンに感謝。」と語っていました。

ハルナ役を演じる二階堂ふみさんは「(ベルリンで)一つの作品で多面的なものを見てもらえたのが刺激的だった。」と語っていました。

最後に小沢健二さんからの映画に当てた手紙を読まれ、二階堂さんは「感無量です」と言葉が出ないほど感激されていました。

岡崎京子さん原作の『リバーズ・エッジ』は、河原の死体を通じて歪んだ絆で結ばれていくハルナと山田、ゲイであることを隠して売春をする山田に過激な愛情を募らせるカンナ、暴力の衝動を抑えられない観音崎、大量の食物を口にしては吐くこずえ、観音崎と体の関係を重ねるハルナの友人ルミら、事情を抱えた高校生たちを巡る物語となっています。

© 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

配給:キノフィルムズ/木下グループ

関連記事

ページ上部へ戻る