AKB48 島崎遥香 主演映画『劇場霊』「美男美女の俳優が驚く顔を一時停止して見てほしい!」中田秀夫監督インタビュー ブルーレイ&DVD発売

2016年4月2日 AKB48の島崎遥香さんが主演を務め、去年11月に劇場公開されたホラー映画「劇場霊」がブルーレイ&DVDで4月2日に発売されました。フィールドキャスターは中田秀夫監督にインタビューを行い、主演した島崎さんの演技について聞いてきました。

この作品は、芸能事務所に入って5年、いまだ役に恵まれない若手女優・水樹沙羅(島崎遥香)らが舞台の主演をめぐって争う中で、劇団や舞台関係者たちが次々と恐怖に巻き込まれていく、というストーリーです。

「女優霊」「リング」「クロユリ団地」などで知られる中田秀夫監督は、この作品の主演を決めるオーディションについて?

「AKBグループ300人からオーディションを行いました。島崎さんに初めて会った時からピンとくるものがあった。ホラー映画のヒロインは叫ばなければいけないけど、まずは小さな不安から始まる。不安げにポツンと寂しそうにいる場面が似合う人であってほしい。(オーディションで)演技をやらせてみても抜群にうまいとは思わなかったですよ。でも、本人にすごくやる気があるのはわかっていたし、大きな瞳で不安感・恐怖感を表現してもらえるだろうと思った。人形を怖がるヒロインとして最適だなと思った。」

島崎さんの演技については?

「クランクインの日は固かった。カメラマンが『これ、大丈夫ですか?』っていうわけですよ。でも、その日の午後にはこの劇場霊の世界に入ってきてくれて固さとか女優としての自信のなさが無くなった。自信がないといってもやらないといけない、やるしかない。」

「この映画は美男美女の俳優・女優が出てきて、恐怖の対象が『人形』というJホラーとしては変則技みたいなことをしていますけど、(作中で)舞台を作り上げていくが人形に魔物が潜んで、美男美女たちが危険にさらされて逃げ惑う。ホラー映画を監督の立場から単純に言うと、美しいものを思いっきりゆがめるということなんですよ。そこを見てほしい。」

ブルーレイ&DVDで、一時停止して、島崎遥香さんの驚く様子を見るのも、この映画の楽しみ方の一つだそうです。

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