又吉直樹 もはやお笑い芸人というよりは文化人?『芸人と俳人』発売刊行記念イベント 小説 火花が芥川賞候補

2015年6月20日 東京・有楽町 お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんが、5月26日に発売した「芸人と俳人」(集英社)の発売刊行記念イベントに登場しました。小説「火花」が芥川賞候補となった又吉さん。もはやお笑い芸人というより文化人といった風情。

Q.42万部ということに対して実感はありますか?「日常的に書店によく行くので、その時に目立つところに置いていただいていたりすると、わあ、あるという風に思いますね。」

Q.実際は候補に選ばれたことだけで凄いことだと思うのですけど、芥川賞をとる自信はあります?
「正直、自信は無いですね。とれるかな、とられへんかなっていうような事よりは、どういう風に読んでいただけるんやろうという怖さとか、期待とかですかね。」

Q.顔つき変わってきましたよって言われません?
「相変わらず、不健康とは言われますけど。文豪っぽい顔とは言われた事無いですね。」

Q.綾部さんは、先生とは読んでないですか?
「あいつは、ちょっと小馬鹿にして言ってきたりはしますけど。」

Q.これで、心置きなくお笑い辞められますよね?
「辞める理由がないじゃないですか。僕、辞めたくてやってたわけじゃないですから。」

Q.初めて候補になったと聞いた時、正直どう思いました?
「移動中の車の中で聞いて、僕の担当の編集の方からちょっと文芸振興会の誰だれさんに代わりますって言われて、何のことか分からんから、物凄い偉い人に怒られんねやって思ってたら、そういうことやったんで。」

Q.選考会まであと約一ヶ月ぐらいの間で、受賞するために願掛けするとかご本人なりの工夫っていうのはありますか?
「書き終わってもうたものなんで、願掛けというと難しいんですけど。次の作品書き始めるとか、この一ヶ月ぐらいで始めれたらいいなと思いますけどね。」

純文学作品が候補となる芥川賞で、人気タレントの作品が候補に入るのは異例で、又吉さんが芥川賞を受賞するかどうかに注目です!

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