(※日本語字幕を利用できます)
東をどりは、東京新橋組合(料亭と芸者の組合)が芸者衆の踊りを中心に開催する公演であり、新橋演舞場にて毎年5月に開かれる。
江戸、幕末に興り、薩長の志士を迎え入れたことから、明治に大きな発展を遂げた新橋花柳界。芸の一流を街の目標に研鑽を積み、やがて芸の新橋と呼ばれるようになる。
発表の場として1925年(大正14年)に新橋演舞場を建設、その柿落し公演が初回の東をどりであり、今年で97回目を迎える。
普段は”一見さまお断り“が花柳界の決まりだが、東をどりでは扉を開き、誰でも気軽に踊りや料理、花柳界を楽しめるようになっている。