<フル>「餃子で心が一致した」楓フウカ 初出演“アイドルだらけの映画”で‥ @映画『IDOL NEVER DiES』舞台挨拶

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5月11日、映画『IDOL NEVER DiES アイドル・ネバー・ダイ』の舞台挨拶が行われ、キャストの中川美優さん(まねきケチャ)、楓フウカさん(クマリデパート)、監督の井口昇さんが登壇しました。

本作は、電撃ネットワークのギュウゾウさんが主宰するアイドルイベント「ギュウ農フェス」と『惡の華』や『監獄学園』などを手掛けた、映画監督の井口昇さんがタッグを組み実現。

物語の舞台は、世界の終わりを告げる不吉な予言が、メディアを駆け巡っていたある日。
アイドルグループ『イブニングローリー』は、合宿のため栃木県を訪れていた。
ところが‥ 合宿初日からメンバーらが、失踪するトラブルが発生!。
日頃からグループへの不信感が絶えなかった主人公・メグは我慢の限界を迎え、グループからの脱退を決意。翌朝、メンバーの制止を振り切って合宿所をあとにするメグ。その道中で失踪したメンバー・ハルの変死体と遭遇するのだが…
コロナ禍で世の中が不安定の中、どう生きるか?どう他人を思いやるか?。
そんなメッセージを問う、青春SF作品です。

人気アイドルが、多数出演するこの映画。
登壇した、楓さんは映画は初出演だったそうで「幼稚園のお遊戯会でオズの魔法使いのドロシー役を演じて以来の演技。だから(今回の演技が)初めてみたいなもの。すごく緊張した。いきなりアクションシーンからだったので、怖かった」と振り返りました。
中川さんも映画出演は初だったそうですが、「自分とは真逆の性格のキャラクターだったから、逆に(演技が)やりやすかった」と、特徴的なアニメ声でかわいらしく語りました(笑)

撮影時の印象的なエピソードを聞かれると、楓さんは「撮影期間が短く、濃い5日間だった。あの時の記憶がない‥ すごい虫に刺されて、暑かった」。
中川さんは「(休憩時)ケータリングのご飯が出たが、食べられないものが多すぎた。嫌な予感がしたので、スーツケースいっぱいにいお菓子をつめて現場に行き、それで生きていた」とのこと。 ところが井口監督が「そうめんを食べていたような?」と問われると、中川さんは「コンビニに行けた日があったので、その時に何とかご飯みたいなのを食べなきゃと思って買った」と返しました。 続けて井口監督が、現場で撮ったインスタの写真に触れ「中川さんのスーツケースの中にはうずらの卵が写っていた気が?」と問うと、「暑くて(うずらの卵は)ダメになってしまいゴミになった。臭くなった。最悪‥」とポツリ。
2人とも初めての映画の撮影は慣れず、てんやわんやだったそうです(笑)。

中川さんには、劇中で宇都宮の餃子を食べるシーンも。
餃子は大丈夫だったのか? 聞かれると「餃子は好きだった」と回答。
これに対し、井口監督は「もし餃子を食べれなかったら、設定を変えようと思っていたが‥ (好きで)良かった」と安堵の表情を見せました。

この餃子のシーンでは、あるエピソードがあったようで、井口監督は「餃子を中川さんが食べたら、イブニングローリーが全員集まって餃子パーティーをしていた。あの時、皆んなの心が一致した気がする」と明かしました。

楓さんは「皆んな人見知りだったので、撮影の3日くらいまであまり喋ってなかった。だけど餃子で5人が一緒になれたかも?」と笑顔。
意外にもこの“餃子”が、映画の完成に一役買ったそうです。

その他、印象に残っているシーンについて、楓さんは「ギュウゾウさんが扮するゾンビに、ここら辺(目の前)に来られる時があってそこが好き。『お〜』っと感じで怖かった」。
中川さんは「ライブシーン。夜だったので、めっちゃエモかった」。

楓さんは栃木出身。現場が栃木だったことについて「すごく嬉しかった。仕事で栃木に行けるとは!虫がいっぱいなことも、畑が多いのも良い!」と歓喜。
だけど現場の矢板駅はあまり行ったことがなく「撮影時、ママに(実家から)車で矢板駅まで送ってもらったが、知らない道ばかりで不安だった。栃木出身でも知らない道がある」とのこと。地元、栃木の広さを改めて感じたそうです。

次回演じてみたい役柄については?
楓さんは「お化け系の映画。お化けにやられてしまう。アイドル活動では中々ないので‥」 
中川さんは「学園もので、クラスの浮いている一匹狼をやりたい」。
とそれぞれコメントしました。

映画『IDOL NEVER DiES アイドル・ネバー・ダイ』は、シネ・リーブル池袋で絶賛公開中!

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