<フル>モデル・嵐莉菜 実父のギャグにタジタジ(笑) @映画『マイスモールランド』舞台挨拶

YouTube video player

5月7日、新宿ピカデリーにて、映画『マイスモールランド』の公開記念舞台挨拶が行われました。

本作は、『万引き家族』×『ドライブ・マイ・カー』スタッフが手がけた、国境を越えた感動作品。

物語の主人公は、日本での在留資格を失い、普通の高校生としての日常が奪われてしまったクルド人のサーリャ。理不尽な社会 と向き合いながら、自分の居場所を探し、成⻑していく姿を描いています。

サーリャを演じたのは18才の嵐莉菜さん。
なんと今回、映画初出演にして、初主演!
5カ国にルーツを持ち、ViVi 専属モデルとしても活躍中です。

そして、サーリャが心を開く少年・聡太を演じるのは、同じく18才の奥平大兼さん。
映画『MOTHER マザー』 では、新人賞を総なめにした期待の新星です。

無事公開を迎え、嵐さんは「沢山の人が観に来てくれて幸せな気持ちでいっぱい。監督やスタッフ、関わってくれた全ての皆さんがなくして(サーリャを)演じることはできなかった。オーディションの時からこの作品への想いは強くて、絶対にこの役をやりたいと思っていたし、そこから1年ほど経ち、今こうして皆さんに観ていただいているのがすごく嬉しい。」と振り返りつつ喜びました。

この日は他に、監督の川和田恵真さんと劇中でサーリャの家族を演じた、嵐さんの実の父であるアラシ・カーフィザデーさん、妹のリリ・カーフィザデーさん、弟のリオン・カーフィザデーさんも登壇。

実の家族と共演したことについて、嵐さんは「普段だったら信じられない光景というか、すごくうちの家族にとって貴重な経験だなと思っています。」と笑顔。
会場に来る前、控え室が賑やかだったそうで「いつもあんな感じ。ワイワイしている家族。」と紹介しました。

奥平さんは、監督の指示によりクランクインして、初めて嵐さんの家族と対面。
嵐さんからは「リオンくんがすごくカワイイと聞かされていた。」と言い、当日は「『どんな子がいるのか?』と思って現場で会ったら、こんな子がいた。これは確かに、あんだけ語られるぐらいカワイイなと思った。」と声を弾ませました。
嵐さんも「すっごく弟のアピールをしていて、『こんな所がカワイイんだよ!』ってずっと言ってたので、ちょっとひどいことしたかな!?」と弟への溺愛ぶりを反省しました。

特に印象に残っているシーンについて、奥平さんは「聡太の家で絵を書くシーン。そこがすごく印象に残っていて、大きな絵を描いた。。皆んなでどの色を塗っていくか話した。その時リオンくんはお絵かきシートをやっていてすごく楽しんでいた印象があった。」
このシーンについて覚えているのか?
リオンさんに尋ねると、少し沈黙した後「覚えてます…。」とポツリ。
緊張しているのか、とても戸惑った様子が可愛らしく映りました。

リリさんは「家族でラーメンを食べるシーン。普段からも家族でラーメンをよく食べるから自然にできた。楽しかった。いつも和気あいあいとしている。」

アラシさんは「入管で『見ろ!』と叫ぶシーンがある。リハーサルで思いっきり叫んだらリオンがびっくりしてしまって、俳優さんに本当に怒っていると思われ泣いてしまった。彼には申し訳ないなと思った。」とそれぞれ印象的なシーンを語りました。

今年から成人の年齢は、18才に引き上げ。
晴れて新成人となった嵐さんは「私の中で成人は20才のイメージが強かったので、まだしっくりは来ないけど責任感持って生活したい。」とコメント。

娘が成人になったことについて、父のアラシさんは「信じられないというか‥ まあ娘ではあるが、今日は“赤い服”なので“赤の他人”にもちょっと見えてきた。」と中々のギャグをかまし、会場には笑いが響きました。嵐さんも口を抑え苦笑い。

奥平さんは「僕も成人になったという実感はあんまないけど、最近初めて日をまたいで撮影をした。ちょっと前は時間の制約でできなかったけど‥ すごく眠かったなと感じ、大人は皆んなこれをやってるんだな。すごいな、僕も頑張ろうと思った。」と語りました。

映画『マイスモールランド』は全国公開中!
©︎『マイスモールランド』製作委員会

関連記事

ページ上部へ戻る