2015年1月1日 スペイン・バルセロナ 芸術の都・バルセロナではド派手な年越しイベントが開催されました。観光名所のモンジュイックの噴水の前に、この日は7万人以上の観客が集結。カタルーニャの劇団ラ・フラ・デルス・バウスによる斬新な屋外スペクタクルショーが行われました。
「1,000年期の人物」と呼ばれる人間の形をした高さ15メートルの鉄の構造物が登場。人間が構造物の中に入り、命が吹き込まれる演出で観客を魅了。生演奏の音楽やパーカッション、花火も彩りを添えた豪華な年越しイベントとなりました。
そして、いよいよ年越しの瞬間!鐘の音が12回鳴り、新年を告げました。スペインでは新年を迎える際に12粒のブドウを食べる風習があるんだそうです。これは「幸運を呼んでくる12粒のブドウ」といわれていて、新しい年の12ヶ月を表しているんです。このブドウ1粒1粒を食べることがそれぞれの月の幸運を祈る意味があるそうですよ。
日本の年越しそばの代わりに、スペインではブドウを食べるんですね。
新年を迎えると家族やカップルたちは「今年もよろしく!」とキスをして新しい年の幸せを願っていました。