<フル>紅白歌手・DISH//北村が“お風呂で血だらけに” 映画『明け方の若者たち』舞台挨拶
今月8日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、映画『明け方の若者たち』の公開記念舞台挨拶が行われ、キャストで紅白出場歌手のDISH//・北村匠海さん(24)、黒島結菜さん(24)、井上祐貴さん(25)、原作者のカツセマサヒコさん(35)、監督の松本花奈さん(23)が登壇しました。
同作は、カツセさんの同名小説を実写映画化した恋愛物語。
主人公の“僕”(北村)が、学生最後の飲み会で知り合った“彼女”(黒島)と恋に落ち、心が満たされていく一方で、社会人になり思い描いていた未来とは、違う現実に混迷されていく様を描いています。
主演の北村さんは、大勢の観客を前に挨拶を述べると、「年末年始はどう過ごしていたか?」との質問が。すると「大規模な歌合戦(NHK紅白歌合戦)に参加していた。年末の思い出はそれしかないけど、年始は実家に帰り飲み正月の様な感じだった。僕はいつも1日から朝からやっているテレビ番組を見ると今年もはじまったなぁ〜ってことは今年も終わったなという感じだった。あぁ終わっちゃったな〜。」とほのぼのと語りました。
隣にいた黒島さんは、年末「大規模な歌合戦(NHK紅白歌合戦)を見て過ごした。良かったです。ゆっくり家でゴロゴロしながらお餅をたくさん食べた。」と回答。
隣の北村さんも思わず照れ笑いを浮かべました。
本作は、同世代のキャストと監督によって制作。
年の近い人たちと撮影でき、北村さんは「大学の映画サークルで自主映画を作っている感覚というか、そういう空気の中で密度の濃い作品を作っているなと思った。2週間という短い期間だったけど、この中で何度も何度も明け方を見ながら撮影した。明け方を見るたびに、「また明日会える」「また明日会える」を繰り返した。僕自身も思い出深い場所で撮影したり、劇中の曲も僕が青春時代に聞いていたものが流れていたり、撮影期間の駆け抜け方も青春に近いものがあった。」と振り返りました。
撮影中には、思わずハプニングも発生したそう‥
それは「シャワーヘッドで壁をぶったたくシーンがあるけど、テストでも本番でもない段取りの時点なのに、僕は『1回本気でやってみるか?』とブワッとやって(たたいて)しまったら、見事に血だらけになって‥ 爪が半分無くなっていた。その後は爪に透明の絆創膏を切って貼って擬似の爪を作った。途中から僕は爪がないから見てみて。」と痛々しいエピソードが。
「色んなことがハイになっていて、マネジャーにめっちゃ怒られた」とちょっぴり反省した様子でした。
昨年は、DISH//として「NHK紅白歌合戦」に初出場するなど、華やかな活動が目立った北村さん。新年の抱負については「去年は役者としても、バンドとしても得たものが多かったんので、ここで一回ここで立ち止まって学び直す1年、ないしは2年。地味めに生きます。今一度色んなことを学び直さないと、この先中身のない人間になりそうだと思ったので。今年は身のギッシリ詰まったカニみそみたいな感じで。2022年はカニみそです。」とユーモアを交えて語りました。
映画『明け方の若者たち』全国公開中!
配給:パルコ ©️カツセマサヒコ・幻冬舎/『明け方の若者たち』製作委員会
★舞台挨拶中のハプニング動画もあります!こちらをクリック↓
https://www.youtube.com/watch?v=mHVa_…