全国公開中の『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』のイベント、一人ティーチインが 10 月 16 日、名古屋と大阪にて行われ、許斐 剛(原作・製作総指揮)さんとスペシャルゲストの津田英佑(柳生比呂士役)さんが登壇しました。
SNS に集まった全 566 個の質問か ら、先日の東京でのティーチインイベントで答えられなかった質問に答えるとともに、津田さん演じる柳生比呂士の誕生日(10 月 19 日)を祝い、柳生のキャラクターソング「LASER BEAM」(レーザービーム)を津田さんが熱唱しました。
映画『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』は、 1999 年より「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタートした『テニスの王子様』そして、現在「ジャンプ SQ.」にて連載中の続編『新テニスの王子様』を合わせ、累計発行部数 6000 万部を突破している人気漫画から初の3DCGアニメーションとなります。
この映画は、その『テニスの王子様』と『新テニスの王子様』の間「空白の 3 か月」を原作者自らストーリーを紡いだ作品です。
原作者であり、本作の製作総指揮を務めた許斐先生とともに、津田さんが登壇。彼が演じる柳生比呂士と言えば、立海大附属中学校テニス部 に所属し、模範的な立ち居振る舞いから、紳士(ジェントルマン)と呼ばれ、主人公リョーマとはライバル校に所属する同士の存在です。
津田さんは「お待たせいたしました〜!こんな大きな劇場にいっぱい入っていただいて、感無量リョーマでございます!!」と伸びやかな声で観客に語りかけていました。
また、許斐先生も緊急事態宣言が明け、満席の客席を目の前にし、「こんなに入ってくれると思わなかったので、嬉しいです。7 週目に入って舞台挨拶をする映画なんて初めて聞きました」と喜びを語っていました。
津田さん演じる柳生について多数寄せられた質問の中から、「柳生がリョーマに語りかけるように素敵に歌っていましたが、ふたりの関係は?」と問われると、客席からは大きな拍手が。 許斐先生から「親友にはなっていないですが、柳生君はあの海堂とも仲良くなれる社交性を持っているんです。だからリョーマに語りかけるように歌うなんて軽いと思います。その社交性をちょっとこの場で見せてほしいな」と促され、津田さんが『世界を敵に回しても』の柳生パートをアカペラで歌唱。生の美声に観客からは拍手が沸き上がっていました。
さらに、MC から「津田さんが舞台挨拶にお越しになっていただいた特別な理由があると伺っていますが…」と話をふられると、津田さんは「僕は聞いてないですね。先生の合いの手役だと思っていました」と返答。許斐先生が「そんなとぼけなくても…もう(笑)」と言うと客席からは大きな拍手が。
津田さんも「バレてます?」と笑い、「せっかくですから」と柳生のキャラクターソング「LASER BEAM」を熱唱。観客は思いがけないサプライズながらも持参したペンライトを立海カラーである黄色で点し、会場一体となって迫力ある津田の歌で盛り上がりました。許斐先生も一番前の座席に座って笑顔でペンライトを振りな がら見守り、「最高!」と絶賛していました。