「主役は俺しかいない!」尾上松也 初主演映画『すくってごらん』舞台挨拶

今月13日、東京・TOHOシネマズ日本橋にて、映画『すくってごらん』の初日舞台挨拶が行われ、キャストの尾上松也さん、百田夏菜子さん(ももいろクローバーZ)、柿澤勇人、石田ニコルさん、監督の真壁幸紀が登壇しました。

この作品は、エリート銀行員・香芝誠が左遷された田舎町で、金魚すくいを通して成長していく姿を描いた物語。

今回が映画初主演となった尾上松也さんですが、キャスティングの理由を真壁監督は「歌が歌えて、キャラに近い30代くらいの人。主役として華があってコメディもあって、ちょっと情けなくも見える。その4つくらいの要素を持っているのは、日本で尾上さんしかいなかったから」と説明。
これに対し、尾上さんは「本当によくよく考えても俺しかいない!」と笑顔で即答。
そして「初めてオファーを受けたとき、台本を読んだら原作にはない歌のシーンもあった。一抹の不安が過ぎるほどぶっ飛んだ台本だった。でもチャレンジングな精神が僕の中で共鳴し、惚れた。僕で良ければ力になりたかった」と振り返りました。

また、初のヒロイン役を勤め、ピアノ演奏にも初挑戦した百田さん。
「普段音楽の世界にいながら、楽器を触れる時間になると、どうしても後ろ向きになってしまっていた。でも、私を松也さんが一番近くで応援してくれていた。ピアノのシーンの撮影も休みなのに応援に来てくださった。年末の企画で尾上さんと歌った時も、私はピアノを何度も間違えた。だけど「大丈夫!大丈夫!もう一回やろう」と嫌な顔一つ見せず、とても心強かった。松也さんと一緒でなければ、こんなに挑戦ができなかった」と感謝の意を述べました。

他にもキャスト陣から、様々なコメントをもらった尾上さん。
ハニカミながら「感動した」と一言。「本当に嬉しい。とにかく作品を楽しく作ることをどんな現場でも課題にしている。今回の現場も、そんな雰囲気になるといいなと考えながらやっていた。こういう気持ちになれるメンバーが集まったのは奇跡だし、ありがたかった。本当に僕は今回、恵まれて救われた」と充実した表情を見せました。

尾上さんにとって初主演。百田さんにとって初ヒロイン。
そして金魚すくい映画の公開も、世界初!?
『すくってごらん』ただいま絶賛公開中です!!

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