「松山ケンイチが怖い‥」新田真剣佑 新作映画『ブレイブー群青戦記ー』の撮影時に何が?

戦国時代に放り込まれたアスリート高校生の戦いを描いた『ブレイブ ー群青戦記ー』。
今月12日、東京・TOHOシネマズ六本木にて、初日舞台挨拶が行われました。
会場には、主演の新田真剣佑さん、山崎紘菜さん、松山ケンイチさん、鈴木伸之さん、渡邊圭祐さん、松山ケンイチ、本広克行監督が登場。

新田さんは「この日を迎えられすごく幸せ」本広監督は「このブレイブは完璧に予定どおおり公開できた。(コロナで)大変な時期だったのに。見てくれた方は大宣伝をお願いします」と各自笑顔で挨拶しました。

撮影開始から上映までにかかった期間は、およそ1年。
楽しかったことを聞かれると、新田さんは「撮影をしていた期間は朝は早く寒かったですが、そんなことを忘れさせてくれるくらい現場の雰囲気がよく、とにかくみんなずっと笑顔でしたよね」と回答。
鈴木さんは「とにかくご飯が美味しかった。毎日監督がこだわった暖かいご飯が出てきた。高校生の役なので毎日夕方までには撮影が終わり、その後みんなでご飯行った。毎日わちゃわちゃして楽しかった」と振り返りました。

一方、松山さんは? 撮影時の思い出を聞くと「ないですね!」と即答。
「みなさんと一緒にはしゃいだ思い出もないし、ご飯も食べに行かなかった。楽しむ前に終わっちゃった。真剣佑くんとのシーンで監督から“しめてください”と言われたから多分喋らないほうがいいんだんと。だから撮影の時は一回も喋ってない。寒くて裏でストーブを囲っていた時も喋っていない。思い出はそれだけ‥」。

こうなってしまった理由は、本広監督が役柄の都合上、新田さんらと距離を取るようオーダーしたそう。

そんな松山さんについて、新田さんは「まだ怖いですね。撮影外でも織田信長のキャラクター通りで、自分の空間に踏み込んだら斬られるような雰囲気でいらした。非常に喋りにくかった。僕からは喋りかけれなかった。初日はラストシーンを撮ったが、いい緊張感のあるシーンができた」とアピールしました。

今作は、昨年亡くなった三浦春馬さんと新田さんが共演することでも話題に。
最後に「僕にとってすごく一生忘れない作品になった… 役者一人一人が本気で挑んだ作品だから是非見て勇気づけられてください。そして‥」と話すとしばらく沈黙。
その後「今日は作品を目に焼き付けていってください」と感謝の言葉を伝え、頭を下げました。

“役者一人一人”の中に、もちろん三浦さんも含まれているだろう。
各自が本気で挑んだ映画。是非鑑賞し、元気を分けてもらいたい。

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