日本軍の殺戮からただ一人生き延びたフランス人兵士。『この世の果て、数多の終焉』
- 2020/6/25
- 映画
第二次世界大戦末期、フランス領インドシナの凄惨な戦場のリアルを描いた戦争ドラマ あまた『この世の果て、数多の終焉』が、8月15日(土)より、シアタ ー・イメージフォーラム他にて全国順次公開となります。
◆日本軍による、知られざる殺戮。
それまでフランスと協力関係を結んでいた日本軍が明号作戦と名付けたクーデターを起こし、 フランス軍を一斉に攻撃した。たった一人、一命を取り留め、惨たらしい死体の山から這いずり出た 若きフラン人兵士ロベール・タッセン(ギャスパー・ウリエル)は、森をさまよって意識を失ったところを地元 の農民に救われる。
◆濃緑のジャングル。壮絶な復讐心。
回復したロベールの目的はただひとつ、兄を虐殺したヴォー・ビン中尉への復讐を果たすこと。 ヴォー・ビンはベトナム解放を求めるホー・チ・ミンの補佐官で、日本軍の蛮行も見て見ぬふりをした。
◆ベトナム人娼婦マイとの激しい情愛。
ジャングルでの果てしないゲリラとの戦いで、心身共に疲弊しきったロベールはマイと激しく体を重ね合う が・・・。
◆人間が人間でいられなくなる まさしくこの世の地獄というべき戦場の生々しい実態。
至る所に数々の死体が散乱する熱帯雨林。 ついに精神が壊れてしまったロベールの“行き着く果て”とは・・・。
© 2017 Les films du Worso-Les Armateurs-Orange Studio-Score Pictures-Rectangle Productions-Arena Films- Arches Films-Cinéfeel 1- Same Player- Pan Européenne- Move Movie- Ce Qui Me Meut
配給:キノフィルムズ・木下グループ