<代表コラム>本当に『短い尺』の動画の方が再生される?

2017-1-23

2011年にGoogle主催の「YouTube x GEO Creator Day 2011」に参加して聞いたことから、やっぱり動画視聴の傾向が、変わってきたと感じることがあります。

当時は、YouTubeに掲載する動画の長さはできるだけ短く!!3分以内に!と語られていて、3分以内の動画が推奨されていました。

そして、2017年。現在の弊社のYouTubeでの視聴回数ベスト3は・・・。

『乃木坂46の貴重なメイキング風景!白石麻衣・齋藤飛鳥ら出演「マウスコンピューター」新CM 』

1か月で25万回再生。動画の長さは9分。

『演じる人も耐え切れず笑っています!ロバート秋山が架空のクリエイティブ・ディレクターに!?サントリー「のんある気分」企画会議篇』

1か月で14万回再生。動画の長さは7分。

『女子以上に女子!ジェンダーレス男子・とまんから学ぶ美白の秘訣!』

1か月で10万回再生。動画の長さは5分。

もはやYouTubeで見る動画について、「できるだけ短く!」という定説は崩れているのかなと考えています。
インターネット視聴環境の変化によって、今や面白い動画なら長い尺の方がユーザーは満足するのでは?と思っています。

たぶん、乃木坂46さんが好きな人はできるだけカットされていないメイキング映像を見たいのだと思います。

ニュース動画は、できるだけ短く、ニッチに刺さるものはできるだけ長く、という流れになるのかなと予測しています。

先月、ある家庭にお邪魔した時に、20代の子供がリビングのテレビでYouTubeのゲーム実況動画を見ていました。

その横でお父さんがiPadを使ってネットサーフィンをしていました。お母さんもそれをいつもの環境として受け入れていました。

結構、衝撃を受けました。テレビのモニターに常にYouTubeが普通に流れていて、それを家族が受け入れている!!
お茶の間にテレビが帰ってきた!それはYouTubeを見るモニターとして!

YouTubeは自分の部屋でパソコンで見るものじゃなくなってきているのかなと実感した出来事でした。

その20代の子供は、YouTubeの人気ゲーム実況者、弟者兄者さんの動画を見ていました。
自分も好きなので「バトルフィールド1」とか、「レインボーシックス シージ」の動画とか、面白いよねーと不思議と盛り上がりました。

弟者兄者さんの動画は30分近くある動画も多いのです。

エンタメ動画はコンテンツによっては、できるだけ長い方がいい!と思っている2017年1月でした。

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