<ロング>一青窈の苦手なもの ”珈琲の映画”で「牛乳しか飲めず」 映画『珈琲時光』上映会

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世界中の作家が”東京”を舞台に撮った、映画の特集上映会『映画に愛される街、TOKYO!ーアート・キッチュ・エキゾチズムー 』。

上映作品の一つに、映画『珈琲時光』があります。
この作品は2003年に、台湾の名匠・侯孝賢が監督・脚本を担当し製作。
主演は『ハナミズキ』や『もらい泣き』などのヒットソングで知られる、歌手の一青窈さんが務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。

今回、改めて上映されることについて「21年くらい前の映画をまた観ていただく機会を設けていただきありがとうございます」と感謝。

歌手の一青さんに、どのように出演オファーが来たのか問うと「監督に『映画の話があるので新宿のホテルに来て欲しい』と言われた。古いホテルの一室で延々と監督の夢を聞き続けるというシュールなオーディションだった。『街を子供乗せながら自転車で走る』という様な話をずっとダラダラと‥ 私はそれを『そうですか‥そうですか‥』と聞いていた」と明かしました。

最終的に、なぜ一青さんが主演に選ばれたのか?
「(監督の)夢の話を聞いていただけなのに、『君に決まったから』と言われた。『どうしてですか!?』と聞いたら、運ばれてきた紅茶を私が先に飲むのではなく、マネージャーに先に渡した姿が良かったって(笑) 演技じゃなくて気遣いかと」と笑いながら振り返りました。

また、撮影時の思い出について「私は当時、珈琲が飲めなかったので、牛乳ばっかシーンで頼んでいた。だから印象は珈琲というより牛乳」とのこと。
タイトルに『珈琲』と付くが『牛乳』に溢れた現場だったそうです。

『映画に愛される街、TOKYO!ーアート・キッチュ・エキゾチズムー 』は、 3月29日(金)まで、渋谷のユーロスペースで開催中!

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