男性であることを隠しミスコンに参加。自分だけの生き方や価値観を見つけていく!映画『MISS ミス・フランスになりたい!』

日本でも大人気となったNetflixオリジナルドラマ「エミリー、パリへ行く」(20)にも出演、圧倒的な美貌のユニセックスモデルとして話題のアレクサンドル・ヴェテールが「幼い頃からの夢を叶えるために“男性であることを隠しながらミスコンに臨む」という誰の目にも不可能に思える挑戦に挑む主人公を演じたフランス映画『MISS ミス・フランスになりたい!』の日本公開日が2/26に決定しました。

女性の美と知性を競う場であるミスコンに男性であることを隠して参加、夢と現実の違いに悩みながらも自分の殻を破り、自分だけの生き方や価値観を見つけていく姿に年齢や性別を問わず誰もが共感し、元気と勇気がもらえる作品となっている本作。

予告映像は「おもちゃの修理者さんになること」「プロのサッカー選手になること」子供たちが次々と“自分の将来の夢”を語る中、9歳の美少年アレックスが自分の夢は“ミス・フランス”であることを明かすシーンから始まる。

しかしその後アレックスは、クラスメイトから冷やかされてその夢を封印、さらに両親を事故で失い、本当の自分を取り戻せないままの大人へと成長してしまっていた。

そんな時偶然、幼馴染のエリアス(クエンティン・フォーレ)と再会、彼が努力の末に自分の夢を叶えたことを知り、自分自身も忘れかけていた幼い頃からの夢「ミス・フランスになる」ことに向き合うことを決意、下宿先で家族同然に暮らす個性的な面々にその気持ちを伝える。

最初は面食らった彼らも、アレックスの気持ちが本物だとわかり、それぞれの得意分野を持ち寄って彼の夢の実現に協力することに。

やがて“ミスコン”審査を一歩ずつ突破、夢が少しずつ現実に近づいていくアレックス。

しかし、華やかなイメージとは裏腹にウォーキング、テーブルマナーなど、想像以上にハードなレッスンが続く日々にうんざり、思わず吐いた弱音に対し指導者である女性からは「完璧と普通の違いが分かる?数ミリよ」「なぜ、優勝したいの?」とその甘さをたしなめられ、ミスコン参加者の女性たちからは仲間外れにされてしまう。

そして、自分が夢に近づくほど開いていく友人たちとの距離。

徐々にその辛さに耐えきれなくなっていくアレックスだったが、下宿先で母のように慕うヨランダ(イザベル・ナンティ)から「他人に自分の価値を決めさせるな」という言葉を貰い、自分の殻を破ることで手に入れることができた仲間たちからの励ましも得て 「自分を変えるチャンスなの」と、あらゆる困難に向き合い、まっすぐ立ち向かっていく姿を映し出したものとなっています。

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