7日、新宿シネマートにて映画「明治東亰恋伽」完成披露イベントが行われ、キャスト陣が出席した。
2011年に携帯アプリ配信版からスタートし、その後もPlayStationRPortable版や続編の発売など累計プレイヤー40万人以上を誇る「明治東亰恋伽」。
明治時代にタイムスリップしてしまったヒロインが歴史上の偉人たちと出会い、恋に落ちる恋愛ファンタジーゲーム。通称“めいこい”として人気を博している。今まで劇場アニメ化、舞台化、博物館明治村とのコラボなど様々なメディアミックスを展開し、2018年12月には新作アプリゲームのリリース、2019年1月からはTVアニメの放送もスタートし、年々ファン層を広げてきた。そして遂に連続ドラマ&映画化プロジェクトが始動していた。
主役:綾月芽衣(あやづき・めい)を務めるのは2017年、日本高校ダンス部選手権大会(ダンススタジアム)で “バブリーダンス”を披露し話題になった伊原六花さん。高校卒業後に芸能界デビューし、TBS系ドラマ「チア☆ダン」で初ドラマ出演を経て、この作品で初の連続ドラマ&映画初主演を務めている。
イベントでは伊原六花さんを筆頭に小林豊さん、宮崎秋人さん、岩永徹也さん、とまんさん、山崎大輝さん、髙橋真佳把さん、副島宏司監督が登場し、撮影時のエピソードや「このん中で誰が変人か?」といったトークで会場を沸かせていた。
また今月2日に20歳の誕生日を迎えた伊原さんに対し、バースデーケーキが登場。
キャスト陣でバースデーソングを歌っている中、欠席予定であった久保田悠来さんがサプライズて登場し、会場のファンは歓喜していた。
【STORY】
ごく普通の女子高生である主人公・綾月芽衣(伊原六花)は、赤い満月の夜に出会った自称・奇術師、チャーリー(小林豊)の手によって明治時代へとタイムスリップ。そこは物の怪の存在が認められている、少し不思議な明治時代の”東亰”。
チャーリーの導きにより、たどり着いたのは鹿鳴館。パーティーに忍び込んだ芽衣を待ちうけていたのは、森鴎外(宮崎秋人)をはじめ、菱田春草(髙橋真佳把)、川上音二郎(山崎大輝)、泉鏡花(とまん)、藤田五郎(久保田悠来)、小泉八雲(岩永徹也)といった歴史上の人物達。
彼らとの出会いでタイムスリップした事実を認めざるをえ負えない芽衣。パーティーの途中にチャーリーとはぐれてしまい、時代に合わない姿を藤田五郎に問い詰められているところを森鴎外に助けられる。
行くあてのない芽衣は彼の自宅へ向かうことに。
その夜、芽衣のもとにチャーリーが訪れ、現代に戻れるのは一ヶ月後の満月の夜であると告げられる。
少し不思議な明治時代の”東亰”で戸惑いながら、鹿鳴館で出会った明治の好男子たちとの再会により、自分が明治時代で珍重される「魂依(たまより)」という、物の怪の姿を視る見ることができる能力があることに気付く。
現代とは違い、ありのままの自分で生きられる明治という時代に惹かれてゆく。果たして芽衣は元の時代に戻れるのか、それとも…。
時空を越えた愛が今、幕が上がる!