“アメリカ音楽の聖地を巡る旅”! 『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』

一人のミュージシャンがアメリカ音楽のルーツを探り、新たな歌が出来るまでの軌跡を描いた、全米を旅する音楽ドキュメンタリー映画『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』 が公開。
今回到着した特別映像は、ジャズといった音楽に乗せながら、この映画のテーマである“アメリカ音楽の聖地を巡る旅”の魅力を伝えるメイキング映像です。
映画が製作された経緯や、40分間で体感出来る“心躍る全米の旅”を、旅先案内人であるアロー・ブラックといった関係者たちが紐解いていきます。
アカデミー賞ノミネート経験のあるマクギリブレイ監督は「この映画を撮っているときに決断に迫られました。“一体何を見せたいの?” そこで、アメリカ文化の本質を探るためにリサーチプロジェクトを立ち上げたのです」と語ります。
リサーチを続けると、アメリカに世界各地から人々が集まり、多様な言葉と歌が行き交い、文化がぶつかり合うことでブルース、ジャズ、ロックンロールなどの、革新的な音楽が次々と生まれた事実に気づきます。

この映画では念入りに調査したからこそ捉える事が出来た、アメリカ各地に溢れる“音楽”を楽しむ人々の様子が垣間見る事が出来るのです。
映画をきっかけに様々な都市へと向かった、シンガーソングライターのアロー・ブラックは「これほどさまざまな文化、スタイルがこの豊かな土壌でひとつになっているのは驚きです」と、各地に広がる音楽のパワーに圧倒されたと言います。
アローが巡った都市は“ジャズ”を世界に知らしめた男・ルイ・アームストロングが生まれた街・ニューオーリンズを皮切りに、
”ロック”が生まれ、エルヴィス・プレスリーが住んでいた街・メンフィス、フロリダ半島の美しいビーチを持つマイアミには、サルサで全世界を熱狂させた“マイアミの女神”、グロリア・エステファンに会いに訪れます。
シカゴでは、グラミー賞を3回受賞した80歳代のジャズ作曲家でありピアニストでもあるラムゼイ・ルイスとも対面します。
さらにフラッシュモブを楽しむ人々や、ビルの外壁を使いながら空中を飛び回るバンダループダンサーズ等、多様な音楽に触れる人々との出会いにより、新曲制作へのイマジネーションとして繋げていきます。
アローは、この旅を通して体感した感情を明かします。
「実にさまざまなバックグラウンドを持つ人々が音楽を通じて
人生を謳歌している様子が見られます。音楽は人々をつなぐ接着剤のようなもの。本当に美しい。魔法だ。そう思います」と笑顔で語りながら、映画の見所を解説します。
アローが全米の音楽に触れて作られた「My Story」という楽曲が生まれる瞬間など、音楽のパワーを堪能できる事間違いなしの映画となっています。

11月16日(金)イオンシネマ、新宿武蔵野館ほか2週間限定公開。
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